第4回目の講座を開催しました
2021.9.25 津山高専 化学実験室・多目的ホール
第2回、第3回の講座は緊急事態宣言発令を受けオンライン開催となりましたが、第4回目は感染防止対策を行いながら、本校で対面式で実施しました。
まずは先進科学系の廣木先生の指導で、「光って何?化学って何?光の化学実験室」を実施しました。太陽の光、LEDの光、ホタルの光…私たちの身のまわりは光に満ち溢れており、あまりにも身近であるがために、そもそも「光とは何か?」「光を生み出すには?」「光はどう使う?」など、光に関する質問には大人でも答えに窮するようなものが少なくありません。今回の講座では、化学発光や蛍光発光などの美しい発光反応や蛍光物質の合成実験を通して、身近な世界を科学の目でみる面白さ、素晴らしさを体感しました。
後半は、シニアメンターの吉富先生の指導で、塾生が今後取り組む探究活動の第一歩として「探究テーマを考えよう」「探究テーマについて調べよう」「探究企画書を書いてみよう」というテーマで深化学習を行いました。不思議に思うこと、疑問に思うことから科学的探究は始まること、テーマの見つけ方、探究企画書の書き方などについて解説しました。
また、不思議体験(ワークショップ)として、理科おもちゃの「浮沈子」をつくり、なぜ浮いたり沈んだりするのかグループで話し合い、結果を発表。アルキメデスの原理、パスカルの原理、浮力と重力の釣り合いなどの概念を理解しました。
写真は、化学実験の講座と不思議体験(ワークショップ)の受講生のようすです。
次回は10月2日(土)に「奥出雲たたらと刀剣館」・「奥出雲多根自然博物館」の見学に行きます。