第15回目の講座を開催しました
2020.2.8 津山高専 多目的ホール・通信工学実験室
第15回目は、電気電子システム系の西尾教授とその研究室の学生の指導の下で、2足歩行ロボット制御プログラミングを学びました。
まずは、ロボットの基本的な動作をさせることによって、その機構を動作させる面白さを経験。続けてプログラミングを実施し、ロボットの動作確認をすることで、プログラムの役割を学習しました。さらに、オリジナルな動作のプログラミングを行い、ロボットの動作を確認しました。
これらを通して、アクチュエータ、センサと制御回路の関係を学ぶことができました。
また、シニアメンターの吉富先生のワークショップでは、重力を利用した“受動歩行ロボット(トコトコ人形)”を製作しました。
この製作により、ロボット歩行の基礎として静歩行と動歩行があることや、制御方法として、アクティブ制御(能動制御)とパッシブ制御(受動制御)があることを理解しました。また、モーターなどの駆動装置や特別な制御装置を必要としない歩行形態である受動的動歩行についての原理を学びました。
写真は、2足歩行ロボット制御プログラミングのようすと、受動歩行ロボット(トコトコ人形)のワークショップのようすです。
次回は2月22日(土)に科学講演会「やってみよう、何でも実験」と「2進数および計算内部の仕組み」の講座を開催します。