第6回目の講座を開催しました
2021.10.16 津山高専 マルチパーパスルーム(生物)・多目的ホール
第6回目は、先進科学系の前澤先生の指導で、生物実験「カラフルなプラナリアを作ってみよう」の講座を実施しました。
扁形動物プラナリアは驚異的な再生能力で有名で、清流に生息し、岡山県北でも野外で見つけることができます。興味深いことに、野外では、大多数である茶色の個体に加えて、緑色や黄色などカラフルな個体も観察することができます。
今回は、茶色のプラナリアに赤や緑の乾燥レバーを食べさせることで、プラナリアがその色に変化することを観察しました。そのような色の変化が自然界で生じる謎を解き明かし、それにより、プラナリアとヒトの体制の違いを理解すると共に、動物の進化を垣間見ることができました。
後半の、シニアメンターの吉富先生の指導による「研究者倫理を理解しよう」の講座では、研究論文不正に陥らないためのルールや心構え・注意すべきことや、実験・観察結果を実験ノートに記録する重要性等について学びました。
また、ワークショップでは、自励振動を利用した玩具を工作しました。ばねの太さや長さ、おもりを変えて振動落下の様子を確認しました。
写真は、生物実験の講座とワークショップの受講生のようすです。
次回は11月6日(土)に二足歩行ロボットプログラミング実験の講座を実施します。