第7回目の講座を開催しました
2024.10.12 津山高専化学実験室/多目的ホール
第7回目は、先進科学系の谷口先生の指導で、「情報リテラシー」講座を行いました。
講座では、研究活動を行う際のモラルとして、情報を扱うコンピュータやインターネットを利用するときに注意するポイントとなる“著作権”や“情報の信ぴょう性”について学びました。
続けて、先進科学系の廣木先生とその研究室の学生の指導で、「津山洋学/舎密開宗(せいみかいそう)の再現実験」を学びました。
本校のある津山市を中心とする美作地方(岡山県北東部)は、江戸時代から明治初期にかけて、日本の近代化に貢献した優秀な洋学者(蘭学者)を輩出しています。本講座では、江戸時代の津山藩医である宇田川榕菴(ようあん)が編著訳された日本初の本格的な化学実験書「舎密開宗(せいみかいそう)」について、そこに描かれた江戸時代の化学、そして現代にそれがいかに影響したかを再現実験と観察をとおして体感しました。
写真は、情報リテラシー講座と舎密開宗の再現実験のようすです。
次回は10月26日(土)に「津田永忠の史跡をめぐる(田原井堰・田原用水・閑谷学校見学)」を実施します。