活動報告

第3回目の講座を開催しました

2023.11.25 津山高専 多目的ホール・第一共通実験室/岡山サテライト教室(岡山県生涯学習センター)

本企画では、広く受講機会を供与するため県南地域の受講希望者を対象とした「岡山サテライト教室」を岡山県生涯学習センター内に設置して受講生が協働して学ぶ場を確保し、この岡山サテライト教室と本校とをオンラインで結び、本校に通学すると同等の教育を展開していきます。
今回は岡山サテライト教室と本校をオンラインで結び、講座を実施しました。

まずは電気電子システム系の中村(直)先生とその研究室の学生の指導の下で、2足歩行ロボット制御プログラミングを学びました。
ロボットの基本的な動作をさせることによって、その機構を動作させる面白さを経験。続けてプログラミングを実施し、ロボットの動作確認をすることで、プログラムの役割を学習しました。
さらに、オリジナルな動作のプログラミングを行い、ロボットの動作を確認しました。
これらを通して、アクチュエータ、センサと制御回路の関係を学ぶことができました。

続けて情報システム系の宮下先生の指導で、「情報リテラシーを理解しよう」と探究活動の説明を行いました。
「情報リテラシーを理解しよう」の講座では、研究活動を行う際の情報利用に関するモラルについて、また、探究活動の説明では、受講生が今年度取り組んでいく探究テーマについて、その企画書の書き方などについて学びました。

写真は、二足歩行ロボット制御プログラミングを学ぶ受講生(岡山サテライト教室)と、情報リテラシー講座(津山高専会場)のようすです。

 

次回は12月2日(土)に「グローバル教育1 津山洋学と国際情勢(蘭学者が見た世界)」・「舎密開宗の再現実験」を開催します。

たたらの総合博物館「和鋼博物館」の見学に行きました。

2023.11.11 島根県安来市 和鋼博物館

第2回目は、日本の伝統的製鉄法の「たたら」に関する日本で唯一の総合博物館である「和鋼博物館(島根県安来市)」の見学に行きました。
「和鋼博物館」では、日本の伝統的製鉄法の「たたら」を再現して炎を燃やし、製鉄の様子が体感できる展示室や、鉄ができるまでの工程を解説する映像のほか、国の重要有形民俗文化財にも指定、明治時代に作られたという送風装置「天秤ふいご」などの実際に使われていた製鉄用具の展示などを通じ、江戸時代から明治にかけ中国山地で盛んに行われていた製鉄について学びました。
また、たたら製鉄の技術で製造した玉鋼を原料とした日本刀に触れたり、天秤ふいごを体験することができました。

写真は、館内の見学と「天秤ふいご」の体験のようすです。

 
(写真は和鋼博物館の許可を得て掲載しております。)

本活動は、国立研究開発法人・科学技術振興機構(JST)の助成を受けて実施しています。

つやまSTEAM人材育成塾(第1期)の開講式を行いました

2023.10.28 津山高専 多目的ホール

10月28日(土)はつやまSTEAM人材育成塾の開講式を実施しました。
開講式では、つやまSTEAM人材育成塾の活動や個人情報の取り扱い等について説明し、また、今後の受講に使用するコミュニケーションツールMicrosoft Teamsについて、その操作手順を紹介しました。

続けて、情報システム系の寺元先生の指導で、「プログラミング(Micro:bit)」の講座を実施しました。
Micro:bitの概要説明の後、機能ブロックを任意に接続してMicro:bitによる諸処理を実現するビジュアルプログラミングの方法を体験し、簡単なプログラムの処理内容を学びました。

写真は、開講式とプログラミング(Micro:bit)講座のようすです。

 

今年度は3月までの全10回の講座を予定しており、プログラミングや生物実験、化学実験、施設見学等を行っていきます。

次回は11月11日(土)に和鋼博物館(島根県安来市)を訪問します。

 第二段階プログラムガイダンスを実施しました。

5月20日にジュニアドクター育成塾第二段階プログラムガイダンスを実施しました。

昨年度の第一段階プログラム受講生のうち第二段階プログラムに進んだ計5名の受講生が「ドローン」「UnityVTuber」「太陽電池」「ロボコン」などの研究テーマに分かれ、月に1~2回程度指導教員のもとで研究を行っていきます。
今回のガイダンスでは、全体への諸説明の後、各研究室に分かれ、指導教員との顔合わせや今年度の研究の進め方についての説明を行いました。

第二段階修了式を実施しました。

3月17日(金)に、今年度末で中学校を卒業する第二段階プログラムの受講生を対象に、修了式を実施しました。
当日は11名の修了生のうち、9名が参加しました。

修了式では、岩佐校長よりそれぞれ修了証書が手渡され、激励の言葉が贈られました。

写真は修了証書を受け取る受講生の様子です。

 

高校生になっても継続して研究に取り組み、輝かしい実績を積んでいけるよう、受講生の皆さんの活躍に期待しています。