活動報告

第二段階受講生がサイエンスカンファレンスで審査員特別賞を受賞しました

2020.11.15~11.22

11月15日(日)~11月22日(日)の期間、全国のジュニアドクター育成塾実施機関が集う「ジュニアドクター育成塾サイエンスカンファレンス2020」がオンラインで開催されました。

本校塾からも第二段階受講生の長谷川さん(中1)が「2次元砂時計で砂時計の秘密を探る」、齊藤さん(小6)が「備長炭のパワーを探る」というテーマで研究発表を行い、二名とも審査員特別賞を受賞しました。

また、あわせて行われたグループセッション「新型コロナの影響~ジュニアドクターの視点から~」には第二段階受講生の長谷川さん(中3)が登壇し、新型コロナウィルスを基本テーマに、コロナ禍の現状を乗り越え、新しい未来の創造に向けた具体的なビジョンの展開を目指すため、未来社会での科学への期待や自分たちが果たす役割への思い等の観点から、受講生間で意見交換を行いました。

写真はグループセッション登壇のようすと、審査員特別賞を受賞した長谷川さんと齊藤さんです。
長谷川さん、齊藤さん、おめでとうございます!

    

修了式を実施しました

2021.2.13 津山高専 多目的ホール

第11回目は今年度最後の活動です。
この日は修了式・皆勤賞授与式・探求活動発表会表彰式とワークショップ「紙ヒコーキの実験」を実施しました。

修了式では、磯山校長先生より激励の言葉が贈られ、受講生の代表者に修了証が手渡されました。
続けて、一回も休まずすべてのイベントに参加した7名の受講生が皆勤賞を受賞、また、「探究活動発表会(1/23実施)」の表彰式では、最優秀賞や優秀賞、物理学賞、化学賞、生物学賞、チャレンジ賞、審査員特別賞等、計10名の受講生が賞を受賞しました。

表彰式の後は、先進科学系の佐藤先生の指導で、ワークショップ「紙ヒコーキの実験」を行いました。

写真は、修了式とワークショップの様子です。

 

今後は受講生の中から数名を選抜し、個別の研究活動を支援する第二段階プログラムへ継続していただく予定です。また、第一段階プログラムの第4期生の募集を4月から7月中旬にかけて行います。

3期生のみなさんには、育成塾修了後も継続して取り組み、科学コンテスト等で発表していただけることを期待しています。

第10回目の講座(探求活動発表会)を開催しました

2021.1.23 津山高専 多目的ホール

第10回目は、ジュニアドクター育成塾で学んだことをもとに探求活動、発表用ポスターの制作を行い、発表を行いました。
受講生には約4ヶ月間の活動の中で科学分野の研究活動の流れを一通り体験していただきましたが、子供らしい素朴でユニークなテーマや取り組みの研究はいずれもレベルが高く、期待以上の成果を上げていました。
育成塾修了後も継続して取り組み、科学コンテスト等で発表していただけることを期待します。

また、途中第二段階プログラムの受講生が、12月に行われた津山ロボコンでデザイン賞を受賞したロボットの紹介と実演を行いました。第一段階の受講生はとても興味深く見入っていました。

写真は探究活動発表会の様子とロボット紹介の様子です。

 

次回は2月13日(土)に修了式を実施します。

第9回目の講座を開催しました

2021.1.9 津山高専 物理実験室

第9回目は、機械システム系の井上教授・加藤准教授の指導で、「CAD・CAM/3Dプリンタ/組み立て(2回目)」を実施しました。
「CAD・CAM/3Dプリンタ/組み立て」では、計2回の講座を通して、3D-CADを用いた竹とんぼの設計、3Dプリンタによる造形、最後に学習内容のレポート提出を行い、設計から製作までの流れを学習します。

第2回目となったこの日は、前回設計した竹とんぼの翼を3Dプリンタで印刷し、形状調整や塗装を行いました。

続けて、学生メンターの企画による教育プログラム「地球のエネルギーと環境問題~風力発電について考えてみよう!~」を実施しました。風を受ける羽の形状や枚数による効率の違いを模型を使って試してみました。

また、先進科学系・佐藤先生のワークショップでは、11月に見学した「和鋼博物館」のたたら製鉄を再現する実験を試みました。電子レンジ内でテルミット反応を起こし、砂鉄をアルミニウムで還元して玉鋼を作りました。

最後に、次回実施される探究活動発表会に向けて、発表の仕方、注意点などを学びました。

写真は、竹とんぼの形状調整をするようすと学生メンターの企画による教育プログラムのようすです。

 

次回は1月23日(土)に探求活動発表会を実施します。

第8回目の講座を開催しました

2020.12.19 津山高専 情報演習室C・多目的ホール・総合理工学科南館南側広場

第8回目は、機械システム系の趙准教授・西川講師の指導で、「CAD・CAM/3Dプリンタ/組み立て(1回目)」を学びました。
「CAD・CAM/3Dプリンタ/組み立て」では、計2回の講座を通して、3D-CADを用いた竹とんぼの設計、3Dプリンタによる造形、最後に学習内容のレポート提出を行い、設計から製作までの流れを学習します。
第1回目となったこの日は、まず初めに3D-CAD設計ソフトであるSolid worksの操作を通して、ものづくりの基本的な仕組みや考え方を学び、続けて竹とんぼの設計を行いました。

後半の深化学習では、先進科学系の佐藤教授の指導で、塾生が取り組んできた探究活動をまとめるためのポスター制作について学びました。

また、当日、屋外で、かつて中国地方で栄えた古代製鉄法の「たたら製鉄」の公開実験がつやまたたらの会主宰で行われており、炭と砂鉄を原料に身の回りにある道具を利用して鉄(和鋼)つくりを再現する様子を見学しました。塾生は、先月島根県安来市にある和鋼博物館を訪問して「たたら製鉄」について学んでおり、今回の公開実験の見学で、たたら製鉄についての知識を深めることができました。

写真は、3D-CADで竹とんぼの設計をするようすとたたら製鉄見学のようすです。

 

次回は1月9日(土)にCADCAM/3Dプリンタ/組み立て2回目(全2回)の講座を実施します。