活動報告

第7回目の講座を開催しました

2020.12.12 津山高専 第1共通実験室・多目的ホール

第7回目は、電気電子システム系の西尾教授とその研究室の学生の指導の下で、二足歩行ロボット制御プログラミングを学びました。
まずは、ロボットの基本的な動作をさせることによって、その機構を動作させる面白さを経験。続けてプログラミングを実施し、ロボットの動作確認をすることで、プログラムの役割を学習しました。さらに、オリジナルな動作のプログラミングを行い、ロボットの動作を確認しました。
これらを通して、アクチュエータ、センサと制御回路の関係を学ぶことができました。

また、シニアメンターの吉富先生のワークショップでは、モーターなどの駆動装置や特別な制御装置を必要としない歩行形態である受動的動歩行をする“受動歩行ロボット(トコトコ人形)”を製作しました。
この製作により、ロボット歩行の基礎として静歩行と動歩行があることや、制御方法として、アクティブ制御(能動制御)とパッシブ制御(受動制御)があることを理解しました。

写真は、二足歩行ロボット制御プログラミングを学ぶ受講生と、受動走行ロボットの講座のようすです。

 

次回は12月19日(土)にCADCAM/3Dプリンタ/組み立て1回目(全2回)の講座を実施します。

「第25回つやまロボットコンテスト」小中学生の部に本校ジュニアドクター育成塾チームが参加しました

2020.12.13 津山市久米総合文化運動公園体育館

12月13日(日)に、久米総合文化運動公園体育館にて「第25回つやまロボットコンテスト」が開催されました。新型コロナウイルス対策として、今回は参加チーム数が制限されておりましたが、ジュニアドクターAチームならびに近隣小中学校の合計12チームが小中学生の部に参加しました。

今年のテーマは「狙え!ダンク!(?)バスケットボールロボコン」で、各チームは1台のロボットを製作し、バスケットボールを模した競技ルールで対戦を行い、時間内での得点を競いました。真ん中の写真は競技中の様子で、ジュニアドクターAチームのロボットがボールをキープしながら運んでいるところです。

チームメンバーの応援を受けながら、操縦者(右の写真の黒いマスクの選手)がロボット操作を頑張りました。予選では津山東中学校チームと北陵中学校チームと対戦しましたが0対0で引き分け、その後のジャンケン勝負で2位となり、惜しくも決勝進出はできませんでした。

ジュニアドクターAチームのロボットはデザイン賞を受賞し、昨年度に続き好成績を残すことができました。

  

たたらの総合博物館「和鋼博物館」の見学に行きました。

2020/11/28

第6回目は、島根県安来市にある「和鋼博物館」の見学に行きました。
「和鋼博物館」では、日本の伝統的製鉄法の「たたら」を再現して炎を燃やし、製鉄の様子が体感できる展示室や、鉄ができるまでの工程を解説する映像のほか、国の重要有形民俗文化財にも指定、明治時代に作られたという送風装置「天秤ふいご」などの実際に使われていた製鉄用具の展示などを通じ、江戸時代から明治にかけ中国山地で盛んに行われていた製鉄について学びました。

写真は、館内の見学と「天秤ふいご」の体験のようすです。

 

次回は12月12日(土)に二足歩行ロボットプログラミングについての講座 を開催します。

第5回目の講座を開催しました

2020.11.7 津山高専 多目的ホール・情報演習室C

第5回目は、先進科学系の佐藤先生の指導で、「micro:bitを使ってみよう」を実施しました。講座では、ブロックプログラムの応用としてハードウエアを動かすことを学び、将来、ロボット操作を行う際の基本的な仕組みや考え方を習得しました。
ハードウエアとしてmicro:bitを用い、内蔵されたLEDや外部接続したLEDをデジタル、アナログ、PWM制御の各方式で点灯させることを学習し、さらに、角度サーボモータ、回転サーボモータを、取り込んだ電圧値で制御することを学びました。ポテンショメータのつまみでプログラム通りにサーボモータを回転させることができると受講生は驚き、達成感を得たようです。

続けて、情報システム系の田中先生による情報リテラシー講義で、研究活動を行う際の情報利用に関するモラルやセキュリティについて学びました。

後半の、シニアメンターの吉富先生の指導による「研究者倫理を理解しよう」の講座では、研究論文不正に陥らないためのルールや心構え・注意すべきことや、実験・観察結果を実験ノートに記録する重要性等について学びました。

写真は、micro:bitのプログラミングを学ぶ受講生のようすと、情報リテラシー講義のようすです。

 

次回は11月28日(土)に島根県安来市「和鋼博物館」にたたら製鉄の見学に行きます。

第4回目の講座を開催しました

2020.10.24 津山高専 多目的ホール

第4回目は、先進科学系の佐藤先生の指導で、「Scratchでドローンを操作しよう」を実施しました。講座では、ブロックプログラムの応用としてハードウエアを動かすことを学び、将来ロボット操作を行う際の基本的な仕組み,考え方を習得しました。
ハードウエアとしてトイドローンを用い、スクラッチでプログラム操作する方法や、ドローンの飛行原理を、吹き独楽や紙コプターの工作,飛び方の観察から学びました。

後半は、シニアメンターの吉富先生の指導で、塾生が今後取り組む探求活動について、前回の宿題であった第1単元「探求テーマを考えよう」と第2単元「探求企画書を書いてみよう」について、各自が書いてきた内容をグループ内で発表して、他者の企画を参考にするとともに相互に意見交換するというグループワークを行いました。
また、“不思議”体験として、理科おもちゃの「浮沈子」をつくり、なぜ浮いたり沈んだりするのか、グループで話し合い、結果を発表。アルキメデスの原理、パスカルの原理、浮力と重力の釣り合いなどの概念を理解しました。

写真は、Scratchプログラミングの講座のようすと不思議体験の受講生のようすです。

 

次回は11月7日(土)にMicro-bitプログラミングの講座を実施します。