活動報告
「第29回つやまロボットコンテスト」につやまSTEAM人材育成塾チームが参加しました。
2024.12.15 久米総合文化運動公園体育館
12月15日(日)に、久米総合文化運動公園体育館で「第29回つやまロボットコンテスト」が開催され、つやまSTEAM人材育成塾の第二段階プログラム塾生によるチーム(6名)が、「小中学生の部」に出場しました。
今大会は1対1の対戦型の競技テーマで、ゲームコインを回収して打ち出し、カーリングのようにカーペット上で滑らせ、得点ゾーンを狙うような内容でした。
小中学生の部には24チームが参加しており、6チーム×4リーグに分けての予選が行われました。
1枚目の写真は本校Aチームが予選Aリーグに出場し、競技をしている様子です。
Aチームのロボットは間欠歯車でバネを伸縮させてコインを打ち出す機構を備えていました。
予選中に実力を十分に発揮することができず、また、その後のジャンケンによる代表選抜戦にも負けたため、予選を突破することができませんでした。
2枚目の写真は本校Bチームが予選Dリーグに出場し、競技をしている様子です。
Bチームのロボットはメカナムホイールで走行部分にはこだわりをもって作成をしましたが、射出部のパワー不足で得点をすることができす、予選を突破することができませんでした。
大会当日はとても寒い天候でしたが、会場内には創意工夫を凝らしたロボットによるアツイ戦いが繰り広げられました。
今大会は少々残念な結果となりましたので、来年度もぜひ当プロジェクトから参加したいと思っています。
末文となりましたが、大会参加に関してご支援、ご声援をいただきました保護者ならびに関係の皆様にお礼申し上げます。
「伝統工芸品「備前焼」の歴史と伝統を探訪する(備前市訪問)」を実施しました。
2024.12.7 岡山県備前市
第11回目の講座は、「伝統工芸品「備前焼」の歴史と伝統を探訪する(備前市訪問)」を実施しました。
午前中は備前市ボランティアガイド協会のガイドの方に案内していただき、伊部駅周辺の窯跡や街並みを探訪しました。
南大窯跡では、山の斜面に築かれた長さ数十メートルにもおよぶ巨大な登り窯の跡を見学し、登り窯では斜面の角度が重要であることや、昔は煙突を設けなかったことなどをガイドの方から教えていただきました。
また、美作大学の渡邉先生からは、伊部地域は焼き物のもととなる良質の粘土が豊富にとれる地形であること、また、還元焔焼成や酸化焔焼成によって備前焼独特の美しい窯変ができることなどの科学とのつながりについても学びました。
午後からは、本物の粘土を使った土ひねり(陶芸体験)にも挑戦して、受講生たちはカップやお皿、来年の干支のへびなどの作陶に取り組みました。
写真は、南大窯跡の見学と、陶芸体験のようすです。
次回は12月21日(土)に「グローバル教育/津山洋学と国際情勢」を実施します。
第二段階プログラム受講生を対象としたグローバル教育(合宿研修)を実施しました
津山高専 国際寮
今回の合宿は、第二段階プログラムの受講生を対象に、受講生の国際感覚を養うということを目的に実施されました。
第1日目は、海外青年協力隊員としてモンゴルで活動してこられた中村哲也様のご講演をいただき、モンゴルの状況を学ぶとともにSDG’sを考える機会となりました。
続いて本校留学生からハラールについて説明を受け、さらに留学生の手ほどきで実際にハラールカレーを作り、試食するという活動をしました。日本のカレーとは違うおいしさに出会うことができたようです。
夕食後は本校留学生とゲームで親睦を深めるということもできました。
第2日は、本校のタイ、カンボジア、インドネシア、マレーシア留学生から母国紹介を受け、初めて見聞きする国々の様子に、受講生が感嘆の声を上げる場面もありました。その後の留学生との自由懇談も楽しかったようです。
写真は、講演会のようすと、ハラールカレー作りのようすです。
「社会実装体験学習(IKOMAロボテック株式会社訪問)・なぎビカリアミュージアム訪問」を実施しました。
2024.11.16 IKOMAロボテック株式会社(津山市)・なぎビカリアミュージアム(奈義町)
第9回目の講座は、「社会実装体験学習(IKOMAロボテック株式会社訪問)・なぎビカリアミュージアム訪問」を実施しました。
午前中は地元津山市に本社を置く、最高水準の技術力をほこるロボットシステム開発企業である「IKOMAロボテック株式会社」を訪問しました。
まず初めに社長の生駒様より“起業した経緯”や“客のニーズを掘り起こし、イメージを形にしていく作業の大切さと難しさ”などをお話しいただき、夢を忘れないで努力することの大切さを教えていただきました。また、工業見学を通して、つやまSTEAM人材育成塾で学習していること(ロボット、プログラミングなど)が、実際の社会で使われている現場を見ることができ、科学技術への関心を深めることができました。
午後は奈義町周辺で産出するビカリア(既に絶滅した巻貝)を中心とした、生命の長い歴史を物語る貴重な動植物化石を展示しているなぎビカリアミュージアムを訪問しました。
ここでは、マングローブの生い茂った当時を再現したジオラマ、地層の断面に露出した自然の状態の化石などを見学し、続けて化石発掘を体験しました。
写真は、IKOMAロボテック株式会社見学と、なぎビカリアミュージアムの化石発掘体験のようすです。
次回は12月7日(土)に「伝統工芸品「備前焼」の歴史と伝統を探訪する(備前市訪問)」を実施します。
第9回目の講座を開催しました
2024.11.9 津山高専第一実習工場共同利用スペース/岡山サテライト教室(岡山県青年館)
本企画では、広く受講機会を供与するため県南地域の受講希望者を対象とした「岡山サテライト教室」を岡山県青年館内に設置して受講生が協働して学ぶ場を確保し、本校に通学すると同等の教育を展開していきます。
第9回目の講座は岡山サテライト教室と本校をオンラインで結び、実施しました。
まずは、サブコーディネータの杉山先生による「グローバル教育2/留学生と交流」を実施しました。
カンボジア、タイ、インドネシアから来ている本校の留学生が母国の文化や習慣等について紹介し、次に受講生のグループの中に入り、グループごとに交流しました。
受講生は、どのようにして日本語を覚えたのか、気候や食べ物、将来の夢等について積極的に質問し、他国を知る貴重な経験となりました。また、アメリカ、ヨーロッパに偏りがちな視点を、東アジアや東南アジアにも向ける機会にもなりました。
続けて、岡山サテライト教室と本校で分かれて、それぞれに探究活動を実施しました。
受講生が個々にテーマを設定して取り組んでいる探究活動について、そのポスターのまとめ方を説明し、また、受講生がグループに分かれて研究の進捗状況についてグループディスカッションを実施しました。
写真は、グローバル教育の留学生による母国の紹介と交流(津山高専会場)のようすです。
次回は11月16日(土)に「社会実装体験学習(IKOMAロボテック株式会社訪問)・なぎビカリアミュージアム訪問」を実施します。
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