活動報告

第二段階プログラム受講生を対象としたグローバル教育(合宿研修)を実施しました

2025.12.6~7 津山高専国際寮

今回の合宿は、第二段階プログラムの受講生を対象に、受講生の国際感覚を養うことを目的に実施しました。

第1日目は、海外青年協力隊OVの中村哲也先生よりモンゴルの紹介があり、そしてそこからモンゴルと日本のトイレの比較、必要なトイレの機能についてディスカッションし、持続可能な社会建設に結びつけるという、ユニークな研修を受けました。

続いて津山高専のマレーシアの留学生がハラル食の説明をし、実際にみんなでハラルカレーを作り、食べてみるという体験をしました。初めてのハラルカレーでしたが、全員がおかわりをするという状況でした。さらにマレーシアのゲームを楽しむこともできました。

第2日は、津山高専の留学生による母国紹介と留学生面談です。
カンボジア、クロアチア、マレーシア、タイの4カ国の紹介プレゼンを聞いた後、留学生との個人面談となりました。大勢の中では発言しにくくても、一対一では話さざるを得ません。貴重な経験になったと思います。

写真は、中村哲也先生の研修のようすと、ハラールカレー作りのようすです。

 

 

「伝統工芸品「備前焼」の歴史と伝統を探訪する(備前市訪問)」を実施しました。

2025.12.6 岡山県備前市

12月6日(土)の講座は、A(アート)視点に基づく講座として、「伝統工芸品「備前焼」の歴史と伝統を探訪する」を実施し、中世から続く古い窯業地「六古窯」(備前・丹波・越前・瀬戸・常滑・信楽)のうちの一つ備前を訪ねました。

午前中のフィールドワークでは、まず2025年7月に新たにオープンしたばかりの備前市美術館を訪問し、企画展「備前の現代陶芸・至極の逸品」などの名工(人間国宝)の作品を鑑賞しました。
また、学芸員の解説で、備前焼の焼成法はアートとサイエンスの融合であることなどの説明を受けました。

次に、備前市ボランティアガイド協会のガイドの方に案内していただき、伊部の街並みや窯跡を探訪しました。
伊部南大釜跡では、山の斜面に築かれた長さ数十メートルにもおよぶ巨大な登り窯の跡を見学しました。登り窯の周囲の無数の備前焼の破片が古備前の聖地を物語っているようでした。
その後、街道沿いに窯元や陶商の店が軒を連ねる伊部の街並みを散策しました。

午後からは、本物の粘土を使った土ひねり(陶芸体験)にも挑戦して、受講生たちはカップやお皿など思い思いの作陶に取り組みました。

写真は、備前市美術館と、陶芸体験のようすです。

 

次回は12月20日(土)に「女性技術者ロールモデルの発信(日本技術士会講演)」,「グローバル教育『津山洋学と国際情勢』(津山洋学資料館講演)」を実施します。

「社会実装体験学習(IKOMAロボテック株式会社訪問)・なぎビカリアミュージアム訪問」を実施しました

2025.11.15 IKOMAロボテック株式会社(津山市)・なぎビカリアミュージアム(奈義町)

第9回目の講座は、「社会実装体験学習(IKOMAロボテック株式会社訪問)・なぎビカリアミュージアム訪問」を実施しました。

午前中は地元津山市に本社を置く、最高水準の技術力をほこるロボットシステム開発企業である「IKOMAロボテック株式会社」を訪問しました。
まず初めに社長の生駒様より“起業した経緯”や“客のニーズを掘り起こし、イメージを形にしていく作業の大切さと難しさ”などをお話しいただき、夢を忘れないで努力することの大切さを教えていただきました。また、工場見学を通して、つやまSTEAM人材育成塾で学習していること(ロボット、プログラミングなど)が、実際の社会で使われている現場を見ることができ、科学技術への関心を深めることができました。

午後は奈義町周辺で産出するビカリア(既に絶滅した巻貝)を中心とした、生命の長い歴史を物語る貴重な動植物化石を展示しているなぎビカリアミュージアムを訪問しました。
ここでは、マングローブの生い茂った当時を再現したジオラマ、地層の断面に露出した自然の状態の化石などを見学し、続けて化石発掘を体験しました。

写真は、IKOMAロボテック株式会社見学と、なぎビカリアミュージアムの化石発掘体験のようすです。

 

次回は12月6日(土)に「伝統工芸品「備前焼」の歴史と伝統を探訪する(備前市訪問)」を実施します。

 

第8回目の講座を開催しました

2025.11.8 津山高専マルチパーパス(ものづくり)/岡山サテライト教室(岡山県生涯学習センター)

本企画では、広く受講機会を供与するため県南地域の受講希望者を対象とした「岡山サテライト教室」を岡山県生涯学習センター内に設置して受講生が協働して学ぶ場を確保し、本校に通学すると同等の教育を展開していきます。
今回は岡山サテライト教室と本校をオンラインで結び、講座を実施しました。

まずは、サブコーディネータの杉山先生による「グローバル教育2/留学生と交流」を実施しました。
カンボジア、タイ、インドネシア、マレーシア、クロアチアから来ている本校の留学生が母国の文化や習慣等について紹介し、次に受講生のグループの中に入り、グループごとに交流しました。
受講生は、どのようにして日本語を覚えたのか、気候や食べ物、将来の夢等について積極的に質問し、他国を知る貴重な経験となりました。また、アメリカ、ヨーロッパに偏りがちな視点を、東アジアや東南アジアにも向ける機会にもなりました。

続けて、岡山サテライト教室と本校で分かれて、それぞれに探究活動を実施しました。
受講生が個々にテーマを設定して取り組んでいる探究活動について、そのポスターのまとめ方を説明し、また、受講生がグループに分かれて研究の進捗状況についてグループディスカッションを実施しました。
 
写真は、グローバル教育の留学生による母国の紹介と交流(津山高専会場)のようすです。
 

次回は11月15日(土)に「社会実装体験学習(IKOMAロボテック株式会社訪問)・なぎビカリアミュージアム訪問」を実施します。

 

「津田永忠の史跡をめぐる(田原井堰・田原用水・閑谷学校見学)」を実施しました。

2025.10.25 岡山県和気町(田原井堰資料館)・赤磐市(田原用水 石の掛樋)・備前市(閑谷学校)

第8回目の講座は、「津田永忠の史跡をめぐる(田原井堰(たわらいせき)・田原用水・閑谷(しずたに)学校見学)」を実施しました。

最初に和気町田原井堰資料館を訪問し、歴史や地理などの社会的な背景や、井堰の構造などを学びました。

続いて、赤磐市に移転・復元された水路施設「石の掛樋(かけひ)」を見学し、当時の石工技術あるいは土木技術のレベルの高さを知ることができました。

その後、備前市の閑谷学校を訪れ、国宝の講堂で論語を学び、自分の座右の銘にできるような言葉を選びました。また、班に分かれて閑谷学校内を見て回り、火と水から閑谷学校を守るための先人達の創意工夫の跡を探しました。

写真は、石の掛樋の見学と、閑谷学校での論語の学びのようすです。

 

次回は11月8日(土)に「グローバル教育/留学生と交流」を実施します。