活動報告
探求活動発表会・修了式を実施しました。
2019.3.23 津山高専図書館・多目的ホール
第12回目は平成30年度最後の活動でした。
育成塾で学んだことをもとに探求活動、発表用ポスターの制作を行い、発表を行いました。半年の活動の中で科学分野の研究活動の流れを一通り体験していただきました。子供らしい素朴でユニークなテーマや取り組みの研究は、いずれもレベルが高く、期待以上の成果に指導側は喜びました。育成塾修了後も継続して取り組み、科学コンテスト等で発表していただけることを期待します。
引き続き、修了式を行い、受講生ひとり一人に副校長の藪木教授より修了証書が手渡されました。受講生の中から10名程度を選抜し、個別の研究活動を支援する第二段階プログラムへ継続していただく予定です。
また、第一段階プログラムの第2期生の募集を4月下旬から6月下旬にかけて行います。
写真は、ポスター発表の作法についてのガイダンスの様子と修了式の様子です。
第11回目の講座を開催しました
2019.3.9 津山高専図書館・総合情報センター
第11回目は、3D-CADによる設計と3Dプリンターによる造形を学びました。
情報演習室Cで、AutoDeskのTinkercadの操作を、ネームタグの設計を題材に学びました。
2時間程度でオリジナルなネームタグの設計を終え、3Dプリンターへデータを転送して造形のようすを観察しました。 出力には時間がかかるため、当日作品を持ち帰ることができたのは10名程度となり、残りは設計データを預かり次回の開講日にお渡しします。
写真は、情報演習室でCAD設計に取り組む受講生のようすと、3Dプリンターの動作を観察する受講生のようすです。
次回3月23日(土)は最終回で、ポスターによる研究発表会を行います。
第10回目の講座を開催しました
2019.2.23 津山高専図書館・総合情報センター
10回目は、(株)チャレナジー代表取締役清水敦史氏による講演がありました。ジュニアドクター育成塾の塾生33人と学生や教職員が聴講しました。
清水氏は本校卒業生でテレビ番組「ガイアの夜明け」などでも紹介された台風発電を実用化した人です。起業への道のりを話し、失敗にくじけずに何度も挑戦することの大切さを訴えていました。また、高専生は起業家に向いているとの話が印象に残っています。
その後は、稲田教授による研究倫理の講義がありました。
写真は、清水氏による科学講演を聴講する受講生の様子と、稲田教授による研究倫理の講義を受講する様子、育成塾終了後の集合写真です。
次回は、3/9(土)に3Dプリンターを用いた実験を予定しています。
第9回目の講座を開催しました
2019.2.9 津山高専 図書館・総合情報センター
9回目は、情報システム系の宮下教授と畑助教の指導で、Scratchを用いたプログラミングに取り組みました。
2時間かけて簡単なゲームを制作しました。
慣れてくるとプログラムに工夫を加え、オリジナルな動作をさせる受講生もいました。
受講生には、Scratchを入口に、他のプログラミング言語やレゴマインドストーム、マイクロビットなどハードウエアの制御にも興味を広げてもらえることを期待しています。
写真は、情報演習室でプログラミングに挑戦する受講生の様子と、最終日の発表会のポスターの書き方について説明を受けている受講生の様子です。
次回は、2/23(土)に、科学講演会((株)チャレナジ―CEO清水氏による「台風発電」の講演)を予定しています。
岡山天文博物館を訪問しました。
2019.1.26
8回目は、岡山アストロコンプレックスに出かけました。天文博物館で188cm反射望遠鏡と京都大学3.8m望遠鏡「せいめい」の解説と冬の星座、ベテルギウスの爆発の説明を最新型のプラネタリウムで学んだ後、館内の展示と2基の望遠鏡の見学を学芸員の松岡先生に案内していただきました。
光量変化やスペクトルシフトによる系外惑星の探索や3.8m望遠鏡「せいめい」建設に投入された日本独自の新技術について興味深い解説を伺いました。将来、受講生の中から「せいめい」で宇宙の謎に挑戦する方が表れることを期待します。
あいにくの雪もようのため、太陽望遠鏡で観測することはできませんでしたが、日本で1番と3番の主鏡径を持つ大望遠鏡を見学することができ、天文への興味が深くなった学習活動でした。
写真は、博物館内で説明を受ける受講生の様子と見学した188cm反射望遠鏡のドーム、3.8m望遠鏡の主鏡です。
次回は、2月9日に津山高専でプログラミング実験を予定しています。